松の木でいぶした、スモーキーな香りが個性的。「フレーバーティーの元祖」ともいわれる、中国・武夷山の紅茶です。一度知ると忘れられない、唯一無二の香りをひもときます。
紅茶「ラプサンスーチョン」は、中国・福建省の武夷山(ぶいさん)でつくられる紅茶です。中国名を「正山小種(せいざんしょうしゅ)」といい、「正山=武夷山」「小種=小さめの茶葉」を意味します。
最大の特徴は、なんといってもその香り。茶葉を乾燥させる際に松の木をいぶし、その煙でスモーキーな香りをつけます。フルーツやハーブではなく「松の燻製」で香りづけするという、ほかに類を見ない個性を持っています。
実はこのラプサンスーチョンは、香りをつけた紅茶(フレーバーティー)の元祖ともいわれます。当店の紅茶教室でも、「どんな味がするのだろう」と、とくに女性に興味を持たれる一杯です。
ラプサンスーチョンの魅力は、なんといっても「唯一無二の香り」。3つの角度から見てみます。
松の木でいぶした、燻製のようなスモーキーな香り。ほかのどんな紅茶とも違う、唯一無二の個性です。
香りは強烈ですが、味わいは意外にも渋みが少なくまろやか。飲み口はやさしく、香りを楽しむ紅茶です。
明るく澄んだオレンジ色の水色。香りの印象とは裏腹に、やわらかで美しい色合いです。
| 産地 | 中国・福建省武夷山 |
|---|---|
| 別名 | 正山小種(せいざんしょうしゅ) |
| 香り | 松の燻製香(スモーキー) |
| 味わい | 渋み少なくまろやか |
| 水色(すいしょく) | 明るいオレンジ色 |
| おすすめの飲み方 | ストレート/ミルクティー |
| 蒸らし時間 | 5〜6分 |
| 特徴 | フレーバーティーの元祖といわれる |
香りをつけた紅茶「フレーバーティー」には、フルーツ系、ハーブ系、花の香り、キャラメルやチョコレートなど、さまざまな種類があります。ですがラプサンスーチョンは、そのどれにもあてはまりません。
なんと、松の木をいぶして燻製した香り。この独特な香りづけこそが、フレーバーティーの原点といわれるゆえんです。中国・武夷山の豊かな自然のなかで生まれた、伝統ある製法です。
「強い香りのこの紅茶は、いったいどんな味がするのだろう」――当店の紅茶教室でも、その謎めいた個性に惹かれる方が少なくありません。まずは一度、この唯一無二の香りを体験してみてください。
個性的なラプサンスーチョンは、まずストレートで香りを楽しむのがおすすめです。
2杯分(約300ml)のポットに、ティースプーン2杯(約6g)。
汲みたての水を沸かし、高い位置から注いで茶葉をジャンピングさせます。ふたをして蒸らします。
5〜6分ほど蒸らして注ぎきります。まずはストレートで、スモーキーな香りを味わってみてください。
スモーキーなラプサンスーチョンは、コクのある食べ物とよく合います。
スモーキーな香りは、チーズや燻製食品と好相性。大人のティータイムやおつまみにも。
ビターなチョコレートと。燻製の香りとカカオの深みが、意外なほど響き合います。
札幌の紅茶専門店ディコヤが選んだラプサンスーチョン。松薫る唯一無二の香りを、鮮度のよい状態で全国へお届けします。