スリランカで最も標高の高い高地が生む、繊細で華やかな一杯。「セイロンのシャンパン」とも呼ばれる、上品な香りと軽やかな味わいをひもときます。
紅茶「ヌワラエリア」は、スリランカの中央高地、標高およそ1,800mを超えるセイロン随一の高地でつくられる紅茶です。その上品で繊細な味わいから、「セイロンのシャンパン」とも呼ばれます。
ヌワラエリアは、イギリス植民地時代に避暑地として開かれた、霧のかかる涼しい町。日中と夜間の大きな気温差と冷涼な空気が、この土地ならではの華やかな香りと澄んだ味わいを育てます。セイロンティーのなかでも、もっとも軽やかで繊細なタイプです。
はっきりした個性のウバとは対照的に、ヌワラエリアは「引き算の美しさ」。まずはその香りと水色を、ゆっくり味わってみてください。
ヌワラエリアの魅力は、なんといっても「繊細さ」と「華やかさ」。3つの角度から見てみます。
緑茶にも通じる清々しさと、花を思わせる上品な香り。飲んだあとにふわりと残る余韻が魅力です。
渋みはひかえめで、口当たりはやわらか。セイロンティーのなかでもっとも軽く、上品な味わいです。
オレンジがかった、淡く透明感のある明るい水色。高地産ならではの、澄んだ美しさがあります。
| 産地 | スリランカ・ヌワラエリア(中央高地) |
|---|---|
| 区分 | ハイグロウン(最高地産) |
| 標高 | 約1,800〜2,000m |
| 旬(クオリティーシーズン) | 1〜2月(乾季) |
| 香り | 花のような華やかな香り、清々しい余韻 |
| 味わい | 軽やかで繊細、渋みひかえめ |
| 水色(すいしょく) | 淡く明るいオレンジ、透明感 |
| おすすめの飲み方 | ストレート(繊細な香りを活かして) |
| 茶葉のグレード | BOP/OP |
ヌワラエリアは標高約1,800m、スリランカの茶産地でもっとも高く、もっとも涼しい高原にあります。年間を通して冷涼で、朝晩には霧が立ちこめます。
この冷涼な気候と大きな寒暖差のなかで、茶樹はゆっくりと育ちます。ゆっくり育つほど、茶葉は華やかな香りと繊細な味わいをたくわえます。1〜2月の乾季がクオリティーシーズンで、この時期のヌワラエリアはとりわけ香り高く仕上がります。
繊細な個性は、余計なものを足さずに味わうのがいちばん。ヌワラエリアは、ストレートでこそ真価を発揮します。
繊細な香りと水色を活かす、基本の淹れ方です。
2杯分(約300ml)のポットに、ティースプーン2杯(約6g)。繊細なので、蒸らしすぎに注意します。
汲みたての水を沸かし、高い位置から注いで茶葉をジャンピングさせます。ふたをして蒸らします。
2.5〜3分ほど。繊細な紅茶なので、長く蒸らしすぎず、香りが立ったところで注ぎきります。
繊細なヌワラエリアには、味の主張がひかえめな、軽いお菓子がよく合います。
素材の風味を活かしたプレーンスコーンと。互いの繊細さが引き立ちます。
クッキーやサンドイッチなど、軽やかなものと。午後の静かなひとときに。
札幌の紅茶専門店ディコヤが選んだセイロン・ヌワラエリア。四か月ごとに仕入れる、鮮度のよい茶葉を全国へお届けします。